ホームレス
2003年1月18日ホームレスの路上生活の支援をしているボランティア団体に一日参加してみた。
東京に来て驚いたことの一つにホームレスの数がある。田舎出身の僕にとって、駅周辺や公園のホームレスのダンボール村を見たときの衝撃は忘れがたい。ホームレスの数が数え切れないのだ。
昔ホームレスにからまれた経験のある僕にとって、「ほとんどのホームレスが普通のおじさんだ」と言われても恐怖心はなかなかぬぐえないでいた。新宿に夕方集まり、幾つかの班に分かれて行動する。無料電話相談のチラシを持って、一人一人声をかけて回るのだ。
一番最初にダンボールの寝床に向かって声をかけるのには、かなりの勇気が必要だった。半分くらいの人が寝たまま起きてはくれなかったが、残りの半分の人は体を起こし、「いつもご苦労様です」などと言ってくれた。
団体の人のお話では、とにかくコミュニケーションをとることが大切だと言う。「最近体の調子はどうですか?」などと話しかけると、結構しゃべってくれる人も多かった。
好きでやっている個人の問題ではなく、やらざるを得ない社会の問題だと思っていた。けれど税金も払わないのに公共施設に出入りする彼らが今までなんとなく嫌だった。
続く。
東京に来て驚いたことの一つにホームレスの数がある。田舎出身の僕にとって、駅周辺や公園のホームレスのダンボール村を見たときの衝撃は忘れがたい。ホームレスの数が数え切れないのだ。
昔ホームレスにからまれた経験のある僕にとって、「ほとんどのホームレスが普通のおじさんだ」と言われても恐怖心はなかなかぬぐえないでいた。新宿に夕方集まり、幾つかの班に分かれて行動する。無料電話相談のチラシを持って、一人一人声をかけて回るのだ。
一番最初にダンボールの寝床に向かって声をかけるのには、かなりの勇気が必要だった。半分くらいの人が寝たまま起きてはくれなかったが、残りの半分の人は体を起こし、「いつもご苦労様です」などと言ってくれた。
団体の人のお話では、とにかくコミュニケーションをとることが大切だと言う。「最近体の調子はどうですか?」などと話しかけると、結構しゃべってくれる人も多かった。
好きでやっている個人の問題ではなく、やらざるを得ない社会の問題だと思っていた。けれど税金も払わないのに公共施設に出入りする彼らが今までなんとなく嫌だった。
続く。
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