思い出す

これが就職活動日記だったことを思い出す。でも大丈夫。就職活動を始めて1年と7ヶ月、まだ僕は就職活動を続けている。そして明日も一つ面接がある。
一年ほど前の日記を見てみると就職活動をがむしゃらにがんばっている自分がいた。いろいろと思い出したが過去を振り返っている時間はない。前だけを見つめている。

今はバイトもやめてしまい、完全の無職に成り果てている。先月まで溜めたお金で暮らしているが、不安がなくなる瞬間がない。眠れない状況が続いている。酒はあいかわらず飲まない日がない。知り合いのキャバクラ嬢にかわいがってもらっていて、毎日酒をおごってもらっている。よく考えたらヒモになっていた。けれど会うのは居酒屋の中だけだ。他の場所でキャバ嬢と時間を共にすることがない。お互い本当に酒が好きなのだ。